論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

2017年 東大合格者 高校ランキング

この記事をアップするのが遅くなりました。一部の学校の情報が入らず、サンデー毎日の確定版が出てから記事を書こうと思っていたら、「故事成語」の記事を書くのに夢中で忘れておりました(汗)


それでは、ベスト10です。かっこ( )内は最難関学科である理Ⅲの合格者。
青色は男子校、赤色は女子校、緑色は共学です。


   私立   開成                 161  (10)
   国立   筑波大学付属駒場   102    (7)
   私立                                          94  (19)
   私立   麻布                    78    (4)
   私立   渋谷教育学園幕張           78    (3) 
   私立   聖光学院                               69    (3)
   私立   桜蔭                                         63    (7) 
   私立   栄光学園                               62    (4)
   私立   駒場東邦                               52    (1)
10   私立   海城                                         49    (1)


以外は関東の学校です。やはり、関東に比べるとそれ以外の地域は地元志向という面もあり、関西の場合は京大受験に流れている者もいくらかいるのでしょう。


トップ3の学校は例年通りです。他の学校では、麻布が昨年90人代から比べると減少しており、逆に海城は昨年30人から大きく増加していますが、その他は大きく順位が変わった印象はありません。


理Ⅲ合格者を見ると、やはりが強い。開成も今年は2ケタに乗せていまが、筑波大駒場は昨年から半減しました。また、女子進学校のトップの桜蔭は、理系に強いという評判通りの7名合格はさすがですね。


また、別の見方をすれば国公立筑波大駒場だけで、共学渋谷幕張だけなので、あいかわらず私立で男女別学の学校(特に男子校)が占めている状況に変わりがないように見えます。


ところで、個人的には関西の進学校の状況をお伝えしたかったので、今回の記事はその前ふりなんです。次回は、関西の進学校の東大ランキングを書きたいと思います。


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受験生に贈る「故事成語」⑤

今回で故事成語シリーズは終了しますが、今回ご紹介するのは「受験生に贈る」というタイトルから外れて、私があこがれる故事成語にします。


それは、人の知らんことを求むることなかれです。


【意味】
正義を行い、真理や道にのっとった行動をとる時は、他者に知ってもらいたいと考えてはいけない


なぜなら正義の行い、真理や善にのっとった行動は、あくまでも自分自身のためであり、他者に見返りを期待するようなものではないのだから


【出典】
『宋名臣言行録』にでてくる言葉。『宋名臣言行録』は、宋の時代に活躍した名臣の言行を、学者である朱子とその弟子李幼武がまとめた中国古典の伝記集。


この書物は、帝王学のテキストとして取り上げられることもあるほどで、明治時代の偉人や維新の志士もも愛読されたといわれているほどの名著。


何か良いことをすると、他人に話したくなりますよね。私は、先日こんな善行をしたんだよと、ついつい自慢したくなるのが人情だと思います。


しかし、この故事成語によれば、それはまだ未熟な人格なのだと思い知らされます。善行は、さりげなく、人に知られることなく行うものだと言っているのです


この自己PRや過剰な宣伝が大手を振って歩いている世の中で、この故事成語を実行するのは難しいと思うのですが、実行できる人は相当高い人格の持ち主だと思いますし、本当の意味でカッコいい人だと思います


こういう人が多くなると、良い世の中になりそうなんですが、現実はなかなか厳しいように感じます。また、自分自身を振り返っても実行できているとは言い難い場合が結構あるように思います(笑)


しかし、だからこそあこがれる故事成語なんです。


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受験生に贈る「故事成語」④

人生、生きていればいろいろあります。受験生も調子が良く結果が出ている時もあれば、調子が悪くなかなか良い結果がでないこともあります。


そこで、今回は人生万事塞翁(さいおう)が馬という故事成語をご紹介したいと思います。


【意味】
人生における幸不幸は、なかなか予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ


【由来】
【昔、中国の辺境の塞(とりで)近くに翁(おじいさん)が住んでいました。ある時、この翁の馬が逃げ出してしまったので近所の人が気の毒に思っていましたが、翁は「このことが幸運を呼び込むかもしれない」と言いました。


しばらく後に、逃げ出した馬が戻ってきました。そのうえ、足の速い立派な馬を一緒に連れてきました。近所の人が喜んでいると、翁は「このことが禍(わざわい)になるかもしれない」と言いました。


不幸なことに、この馬に乗っていた翁の息子が落馬して足を骨折してしまいました。それで近所の人がお見舞いに行くと「このことが幸いになるかもしれない」と、翁は言いました。


やがて、戦争が起き、多くの若者が命を落とすことになりましたが、翁の息子は足を怪我していて戦争に行かなかったため無事でした。】


由来から分かる通り、どんなできごとが幸いするのか、または不幸につながるのかわからりませんということは、起こったできごとで慢心したり、絶望したりせずに、より良い未来につなげていこうとポジティブにとらえることもできるわけです


塾の模試の結果が良かったので、受験は余裕で合格だと気を緩めて手を抜いて勉強した結果、志望校に落ちたり、あるいは、塾の模試の結果が悪くて、改善点を考え必死で頑張り見事志望校に合格したりすることも、よくあることです。


また、合格の可能性を考えて第1志望の受験をあきらめ、第2志望の中学校に進学した結果、その学校の上位で入学したため学校で大切にされたり、居心地の良い環境で勉強できたりして、第1志望の下位で入学した場合よりも学力が大きく成長し、大学受験で良い結果を出すということもおおいに考えられます。


大切なのは、良いできごとに慢心せず、悪いできごとに悲観しないことですね。良いできごとと悪いできごとは背中合わせなのですから


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