今回は、関西の高校の東大合格者ランキングについて記事を書きたいと思います。
では、ベスト15です。青色は男子校、緑色は共学です。
1 私立 灘 94
2 私立 甲陽 39
3 私立 西大和 35
4 私立 東大寺 26
5 私立 洛南 21
6 公立 堀川 14
7 私立 白陵 11
8 私立 大阪星光 10
8 私立 洛星 10
8 私立 智辯和歌山 10
11 私立 清風南海 6
11 公立 神戸 6
13 公立 北野 5
13 公立 長田 5
15 私立 奈良学園 4
15 私立 高槻 4
特筆すべき点は2つあります。
上位層では、近年関西ナンバー2の位置にいた東大寺が数を減らし、また西大和にも抜かれ奈良のトップの地位をも失ったことと、星光が年々減少していることでしょう。
もう1つは、公立勢の躍進です。少し前までは公立勢はせいぜい3人ぐらいで5人合格者を出したらすごいことだったのですが、今年は5人以上の合格者を出した学校が4校です。特に、堀川は昨年5人から14人と大幅に増加しています。
しかし、この現象を見て、公立高校が復活してきたととらえるべきかは、少し慎重に考えたいと思っています。
なぜなら、一部の公立トップ校に近年新設された、通学圏を排除し広く生徒を募集できる特別学科を設置したために、公立志向の優秀な生徒が広く集まった結果ではないのだろうかと考えるからです。つまり、公立勢は一部のトップ校に1極集中している可能性があるのではないでしょうか。
先日、灘高校の先生の話を聞く機会があったのですが、今年の東大の数学は例年になく簡単だったとのこと。受験した生徒たちが、6年間一体何のために勉強してきたのかとぼやいていたそうです。もしかすると、問題のレベルが下がったことも公立勢には有利に働いたのかもしれません。
お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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