論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

国語という教科の価値①

わたしは、中学受験専門の進学塾で長い間働いていましたが、その前は高校受験中心の進学塾で国語を教えていた経験が少しあります。そこで、3回に分けて「国語という教科の価値」の話をしたいと思います。


中学生と小学生にとっての国語という科目は古文や漢文を習うか習わないかという以前にいろいろ異なる点があります


その異なる点の中には、他の教科と比べて意識される重要度の違いがあります
小学生にとっての4教科の重要度は、おそらく以下の順番でしょう


1 算数  2 国語  3 理科  4 社会


入試科目にあるか、または配点の大きさから考えると一般的にこのような順位で考えられていると思います。


入試科目には主に2科型(算、国)、3科型(算、国、理)、4科型(算、国、理、社)があり、算数と国語は全てに共通しています。
また、3教科や4教科の場合、算数と国語が他の理科や社会より配点が大きい場合(傾斜配点)が多くみられます。


そして、算数と国語を比べると点差が開きやすい教科は算数です。算数で100点や0点はあり得ますが、国語で100点や0点は考えにくいですね。


よって、国語は算数の次、2番目に大切だと意識される科目だと言えるでしょう。


では、中学生にとっての5教科の順番はどうなるでしょうか?以下のように意識されていると思われます


1 英語  1 数学  3 理科  4 社会  5 国語


英語が加わり5教科になるので、忙しくなります。そこで、コツコツ勉強しないとわけがわからなくなる教科を優先的に勉強しがちになり、また、古文、漢文以外の現代文は特に勉強しなくても良いように感じるので後回しになり、国語は5番目に勉強する優先度の低い科目になります。


わたしは、科目の重要さから考えると実際はもっと国語の順位は高いと思いますが、中学生に意識されている国語という教科の大切さは5番目でしょう。


中学生にとって国語は、定期試験前に勉強すればいい科目になってしまいます


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受験生(6年生)の1年間②

前回は、余裕を持った学習のペースを早目に作り、弱点を補う学習にいつ取り掛かれるかが問題だというお話でした。今回は、具体的にいつ頃にどんな教科の力を養成すれば良いのかといったお話をしたいと思います。


その前に、6年生の1年間を大雑把に書いてみます。


2月     新年度が始まる   学習のペースを作る
                    ⇩
5月     
GW        弱点を補う①        
                    ⇩
夏休み    
夏期講習      弱点を補う②
                    ⇩
9月     二学期       弱点を補う③ + 過去問
                    ⇩                  
12月末   冬期講習      直前チェック + 過去問


1月     受験


上に書いたようにGWまでに余裕を持った学習のペースを作れると、弱点を補う機会が3回できますね。では、この3回のうち、1番学習する時間が多いのは①~③のどれだと思いますか?


私は①だと考えます。イメージとしては②がたっぷり時間があるように思われますが(実際にも②が学習する時間を長く取れるかもしれませんが)、学校がない分塾などでの授業時間が増えるのでイメージほど余裕の時間はないと思われ、あまり欲張った計画を立てると無理が生じると思います。


③は1年で1番過ごしやすく勉強するにも適した時期ですが、夏の疲れが出る頃でもあり、また学校によりますが修学旅行や運動会など学校行事が多い時期であり、さらに過去問に取り掛かる時期でもあるので、弱点を補う学習をする時間はそれほど多く取れないと考えます。


このように考えると、弱点を補う①の時期は大切であり、その大切な時間を生むために前回お話したGWまでに学習のペースを作ることが重要だとわかりますね。


一般的に、算数や国語(文章読解)の弱点克服には時間がかかるので①(②)で取り掛かり、理科や社会の弱点克服は③の時期にするのが理想的でしょう


受験生本人の事情や特性も様々だと思いますが、大まかな受験生の1年間を考えどの時期に何をするのかを前もって意識することで、有利に学習ができ有意義な1年間を過ごせるのではないかと考えます。


「1年の計は元旦にあり」です。参考にしてみてください。


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受験生(6年生)の1年間①

2017年度の受験も終わり、各塾では2月から新年度が始まります。塾に通っていない人も中学受験を目指す新6年生は新たな受験生になるわけです。


そこで、受験学年を大まかにとらえて、実りのある1年間にするために意識するべきことを考えてみたいと思います。


まず、受験学年に関わらず新年度にするべきことは学習のペースを作ることから始まります。何曜日にどの教科の授業があり、また何曜日にどの教科の宿題をするのかという学習のペースです。


このペースがつかめず宿題をこなせないと、当然学力はつきませんし、宿題をするのが精一杯の状態だと学力はつきますが、成績の方は現状維持がやっとではないでしょうか。


余裕を持って宿題をこなすペースを作ることができると、自分の弱い分野の復習をしたり宿題と別の課題をこなしたりして、はじめて成績が上がっていきます


問題は、いつこのような余裕を持った学習のペースを作ることができるかどうかでしょう。これは個人差がとても大きいと思います。新年度から1月ほどでペースを作る人もいれば、夏が終わって2学期からペースを作る人もいます。人によっては冬頃になってようやくペースを作る場合もあるのです。


地頭の賢いのんびりした男の子で尻に火が付くとエンジンがかかり、集中的に勉強を始めるタイプもいて一概には言えませんが、早めに弱点の克服にとりかかる方が有利であり、実りのある1年間を過ごせる可能性が高いのはおわかりだと思います。


ですから、新年度になった当初の目標は余裕を持った学習のペースを作ることです。ゴールデンウィークの5月までに作れると良いのではないでしょうか


初めが肝心です。受験生のみなさんは意識して取り組んでみてください。


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