論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

進学塾を支える力(システムとマンパワー)①

進学塾では生徒たちの志望校へ合格する学力を養成することを目的にしていますが、学力を養成する力を大きく分けるとシステムマンパワーになるかと思います。


システムとは、塾で使うカリキュラムや、テキスト・プリントなどの教材、そして定期的に行われるその時点での学力を測るテスト等のことです。


マンパワーとは、生徒を指導する指導者の力のことです。授業で生徒の心をつかんだり、学力をつける効果的な指導をしたりする先生の技量のことですね。


このシステムとマンパワーがその進学塾の力の両輪になっていると考えていいと思います。だから、この2つの力はどちらも大切なものであり、欠かすことができないものなのです。


かつては、塾によってシステムを前面に出しているタイプとマンパワーを前面に出しているタイプに分かれていたように思います。そして、そのことがその塾の個性にもなっていました。


システム重視のメリットは、指導者が誰であっても充実したシステムで学習することにより、学力が次第についていくということです。指導者によっての当たりはずれがあまりないので、その点は安心できますね。


一方、マンパワー重視のメリットはその逆で、指導者が個性的な場合が多く、生徒に合った指導者にめぐり合うと、嫌いだった教科が好きになったり、苦手だった教科が得意になったりすることがあります。


ただ、先ほども言いましたが、システムもマンパワーもどちらも大切なので、片方を充実させればもう一方をなおざりにしてもいいというわけではありません。なぜなら、片方だけ重視していると学力を適切に養成できないと思うからです。


最近の塾業界を見ていると大手進学塾はシステム重視に傾いているように感じます。次回は、そのあたりをもう少しくわしくお話したいと思います。


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国語という教科の価値③

「国語という教科の価値①」では中学生にとって国語は重要度が低いと意識される科目だという話をしました。ところが、「国語という教科の価値②」では国語は他の教科に影響を与えている重要な科目なんだという話でした。


他の教科に影響を与える国語ですが、学力を養成する点から考えると全ての教科の土台になっているとも言えます。そして、それは中学受験だけでなく高校受験においても同じです


だから、国語の「読解力」「記述力」「語彙力」をしっかり学んで育成することが、中学生以降の学力養成にも大切なのです。


しかし、「国語という教科の価値①」で言いましたが、中学生は5教科の勉強で忙しくなり、なかなか国語(現代文)をしっかり学ぶ時間を作れないでしょう。


なので、小学生の時に国語をしっかり学んでおくことが理想だと考えられます。


中学生以降に学ぶ国語の現代文(論説文、小説、随筆)は小学生が学ぶ国語(説明文、物語文、随筆)に比べて、文章の抽象度が一般的に高くなります。難しい語彙が出てきたり話の背景となる一般教養がないと理解しにくかったりするかもしれませんが、「読み方」自体は小学生が学ぶものと変わりません。


ですから、小学生の時に「読解力」「記述力」をしっかり学んでおくと、一般教養は自ずと成長に伴い身に付きますので、後は「語彙力」をレベルアップすれば良いだけなのです。


このように考えると、小学生の時に国語をしっかり学ぶ大切さがわかっていただけるかと思います


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国語という教科の価値②

前回、国語の重要性は、中学受験では4教科中2番目だが、高校受験になると5教科中5番目に意識されるようになるという話をしました。


今回は国語が他教科に与える影響を考えてみたいと思います。


中学受験で考えると、国語で学ぶ読解力や記述力が他の教科に影響を与えています


例えば、算数の文章題で何を問われているのかを読み取るのは国語の読解力です。算数では様々な技法から問題を解く技法を選択し答えに導くわけですが、それ以前に何を問われているのかがわからず、または誤解してつまずく生徒が多いと算数の先生から聞いたことがあります。


また、理科や社会では自分の考えを述べる記述問題がありますが、そこでは国語の記述力が関係してきますね。


高校受験の場合も同様に長めの問題文を読んだり、長めの記述を要求されたりする場合は、国語の読解力、記述力が影響しています。さらに、新しく加わる英語は、同じ語学ということで国語と関係の深い教科だと言えます


難関私立中学校の先生から聞いた話なんですが、小学校時代に漢字をしっかり覚えてきた子供は、中学で英単語を覚えやすい傾向があるそうです。発音が大切かどうかという違いがありますが、つづりを書いて覚えるという点では共通していますから。


また、英語を日本語に訳す際、日本語の部分は国語なので記述力や語彙力によって適切な訳が書けるかどうかが決まります。


このように、国語は他の教科に影響を与える重要な科目なのです


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