論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

中学受験での保護者のかかわり方②

前回は「海で泳ぐ」というたとえ話で中学受験の保護者のかかわり方をお話しましたが、今回は具体的に保護者がするべきことをお話したいと思います。


子供が中学受験の勉強を始め、先生が指導する授業を受け、そして宿題を本人がします。また、定期的にテストもあることでしょう。その際の保護者のかかわり方を簡単に以下に書きます。


1 授業で習ったことの確認
2 宿題をしているか、またそのペースの管理
3 テストに向けてテスト範囲を復習するペースの管理
4 弱点補強の対策


1➝4に向けて難易度があがるとお考えください


 授業ノートのチェックをします。授業内容を見やすくノートに書けているかどうかを見てください。男の子で雑にノートを書いていて見にくい場合があると思います。日付やテキストの問題番号を書いているか、ギュウギュウに詰めて書いていないかを見て出来ていなければ指導しましょう。


また、女の子で何色も色を使ってとても綺麗なノートに仕上げている場合も要注意です。ノートを書くのに時間がかかり先生の話をしっかり聞けていない可能性があります。綺麗なノートと見やすいノートは別です。見やすいノートは復習しやすいため成績を向上させるには大切です


余力があれば、国語の場合は習った文章題があれば音読してもらいましょう。しっかり読めるか読めないかで文章が理解できたかできなかったかがわかります。


 どの教科の宿題を何曜日にするのか、余裕をもってこなせる様に計画を立てて管理してください。次の授業の直前にしているとだんだん宿題が回らなくなりがちになります。


 テストの成績を上げるにはテスト範囲の復習が肝心です。どの教材を使っていつするのかを計画し管理してください。


 テストの結果から苦手な分野が判明します。大きな苦手分野がある場合は、復習する機会を作ってください。


まずは1と2ができるようにして、それができると3、4ができるようにしていくと良いでしょう。前回も言いましたが、初めは保護者主導で本人にやり方を教え、できるようになると徐々に本人に任せていき、保護者は簡単にチェックするようになるのが理想です


本人の性格もありますが、最終的にある程度は自分でできるようにならないと仮に試験で点数が取れるようになっても中学生以降の成長が危うくなりかねません。保護者は広い心で本人の様子を見ながら接してみてください。


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中学受験での保護者のかかわり方①

今回は子供が中学受験の勉強を始めた時の保護者の理想的なかかわり方について書きたいと思います。たとえば、子供を大手の進学塾に通わせていればそれで安心という訳ではありませんよね。中学受験は小学生が受験に向けて学習していくので高校受験や大学受験と異なり、本人任せという訳にはいかないのです


よく中学受験は「親子の受験」だと言われますが、保護者の協力が必要だという点ではその通りだと思います。


ここで少したとえ話をしてみましょう。「中学受験で入試を受けること」「海で泳ぐこと」だとします。


泳いだことのない者にいきなり海で泳げと言っても無理ですよね。始めは足の着く水深の浅いプールで歩かせて水に慣れさせるような簡単なことから始めますよね。そのうち、プールのへりをつかませてバタ足をさせて徐々に泳ぐフォームを教えます。ビート板をつかませて指導者の監視下のもと少し泳がせ、それができるようになると指導者が手をたたく方に泳がせます。


このように、初めは指導者の監視下のもと手取り足取り教え、簡単なことから、徐々に難易度を上げた内容に移ります。そのうち指導者はだんだん本人から離れていき、フォームのチェックや泳げる距離の確認に移っていきます。そして、最終的には本人が自分1人の力で海で泳ぐのです。


この水泳の指導者が学習を指導する先生であり、また一部は保護者でもあると考えます。直接学習を指導するのは先生ですが、本人に身についているのか確認したり、または効果を上げるために管理したりするのは保護者の役割だと考えます。


大切なのは、はじめの頃は本人にべったりつくのですが、徐々に離れていき本人に任せるところを増やしていくということです


なぜそうするのかというと、最後は自分一人の力で勝負しないといけないからですね。


今回は、たとえで抽象的な話になりましたが、次回は具体的にお話したいと思います。


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学校のレベル(偏差値)は変動する②

かつて大阪でナンバーワンだった女子校のプール学院の難易度が大きく変化した原因を考えていきたいと思います。


理由は大まかに言うと2つあると思います。
まず、社会情勢の変化が挙げられます。


昔は女子の4年生大学への進学希望者が今ほど高くありませんでした。高校から就職したり、短大や専門学校から就職するのが主流でした。プール学院では早くから短大を併設しており、この短大が大変就職率が高く評判が良かったのです。


4年生の難関大学を希望する者もいたでしょうが、それが無理でも併設されている短大に進学できるわけですから当時はそれも魅力の1つだったと思います。


しかし、女子の4年生大学への進学希望が高まるにつれ、併設された短大の魅力が次第になくなっていったものと思われます。


次に、原因の2つ目は周りの変化に対応しなかったことが挙げられると思います。


プール学院では中高一貫校の最大のメリットである先取り学習(中学生のうちに高校分野の学習に入ること)を高校から入学する生徒に配慮して、比較的最近まで行っていませんでした。


保護者の視点で考えると、中学受験をする価値があまりないように感じたのではないでしょうか。


一方、他の学校では、先取り学習はもとより、四天王寺が英数コースを新設し、当時では珍しいコース制を導入することで優秀な生徒の確保に動き出していました。また、前回の記事でも書いたのですが最近では大阪大谷が医進コースという特定の学科に進学するコースを設けたり、帝塚山学院が有名大学と提携して関学コースを設けたりしています。


学校といえど私立は民間企業なので、それぞれ生き残りをかけて努力しているんですね。プール学院の場合は伝統ある名門校だったので、改革することのデメリットを心配して改革しなかったのかもしれませんが、先取り学習をする一貫コースはもっと早く設置するべきだったのではないでしょうか。


わたしは、プール学院に伺える「清く、正しく、美しく」といった古き良き女子校のイメージを好ましく思うので、中学受験の現状を考えるとノスタルジックな気持ちになってしまいます。今後は奮起して名門復活を期待したいところです。


今回のプール学院のようなことは他でも多く見られるでしょう。学校のレベルは変動するのです。学校経営者だけでなく受験生の保護者も5年先、10年先を見据えることでよりよい志望校選択ができるのではないでしょうか。


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