論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

指導留意点③

今回は指導者の予習についてお話したいと思います。
授業の前の予習をどのようにしているのでしょうか?


例えば文章題の場合はどうでしょうか?
生徒が問題を解くのと同じように文章をしっかり読んでから設問を考えた上で解答を確認するのか、あるいは、文章はサラッと読んで解答を確認するだけなのか


前者は時間がかかる予習のやり方で、後者は時間がかからない予習のやり方ですね


塾の先生の場合、仕事は授業だけではありません。保護者対応や説明会、組織目標を検討する会議などの様々な校舎運営の業務や、テストやテキスト、またはプリントを作成するなどの様々な教科業務があり、時期にもよりますがかなり忙しいことでしょう。


だからと言って、時間のかからない予習で授業に臨むのは良くないと思います。時間のかからない予習は、いわば解答ありきの予習です。そして、この解答は指導者側にしかないものです。当然、その問題を解く生徒側の気持ちは分かりません。特に、国語を苦手な生徒の気持ちが分からなくなるでしょう。だから、何を中心に指導すべきかが分からなくなります


また、時間のかからない予習では読み方指導はおざなりになり、設問からの解説中心になるかと思いますが、その時その時の理屈で解説しがちになり、一貫した指導はできていないのではないでしょうか?まさに何百通りと言っていいぐらいの解き方で解説することになると思いますが、それが今後その生徒が他の問題を解く時にいかすことができるとは思えません


国語の指導者にとって予習はかなり負担になります。しかし、ここであまり手を抜くと授業の質が落ちることを理解しなければなりません。何とか時間を作ったり工夫したりしながら実のある予習をしていかなくてはいけないと考えます。


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