論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

国語を苦手な子供たち①

私は以前、中学受験専門の進学塾で国語を指導しておりました。中学受験を目指す小学校3年生から6年生の子供たちを見ていたのですが、国語を苦手とする子供たちにはいくつかのパターンがあることに気づきました。当たり前の内容も含まれているかと思いますが、3回に分けて書いていきたいと思います。


今回のパターンは、「語彙量が少ない子供たち」です。自分が理解している言葉の数があまりに少ないために、文章を読んでも意味をつかめない状態です。このことの背景には、漢字アレルギーの子供子供の嗜好を優先する保護者の存在があるかもしれません。


塾での国語の授業はふつうは漢字のテストから始まります。漢字の読み書きだけでなく、意味を定着させることが目的なのですが、出来不出来には当然個人差があります。しかし、考えてみれば漢字のテストで合格点(概ね8割以上)をとれない者が受験で合格点を取るのは厳しい話なのです。したがって、指導者は子供たちを厳しく、時には励ましつつ指導(熱心な先生ほど厳しいでしょう)していきます。初めは漢字を覚えるのに時間がかかった者も慣れていき、最終的にはそれほど苦労せずこなせる様になります


ところが、最近では漢字嫌いな子供の中には頑として漢字を覚えない者がでてきています。指導者が本人に厳しく注意しても効果がなく、保護者に話をしても本人の意思を尊重する方針ということで事態が改善されないケースがあります。また、塾の方も以前に比べて教育ビジネス的になってきており、専門家として保護者に耳障りな話もしないといけない場合があるのに、当たり障りのない対応(放置)をしがちなのも原因の1つでしょう。


漢字を覚えない子供は、授業中の文章題演習時に、指導者が文章を範読してから問題をさせると結構できることもありますが、一人で文章を黙読して演習すると当然できません。大変もったいないことです


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