論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

国語を苦手な子供たち③

今回は語彙量が少なくなく、文章も考えながら読んでいるのに国語を苦手としている子供たちのことを書きます。そんな子いるの?と思われるかもしれませんがいるんですね。純粋な男の子にありがちなんですが…。それはなぜかというと、精神年齢が低めなので文章のジャンルによっては理解しづらいからなのです。物語文に多いですね。


例えば、恋愛ものによく出てくる三角関係から生まれる嫉妬という感情が、純粋な者にはわかりづらかったりします。この嫉妬という感情は当然良い感情ではなく、持たない方が良い感情なのですが、これが分からないとなぜ登場人物があんなことを言ったり行動したりするのか、話自体訳が分からなくなります。だから、悪い感情を本人が持つのは好ましくないが、存在さえ知らないというのは問題があるのかもしれません。そして、男の子には女の子の間接表現がわかりづらいというのもあるでしょう。


私見ですが、物語文で養成される究極の能力は他人を思いやる力なのではないでしょうか。いろいろな立場の人の気持ちを考えさせる問題等を見ていると、そんな気がします。


また、感情以外でも一般常識的な知識を持っているかどうかも大切です。


例えば、「防空壕」、「空襲」→戦時中で、「闇市」→終戦直後の時代(=食糧難)、「井戸」→昔の話等が分かるかどうか?易しい入試問題では前書きや注釈で説明してくれる場合もありますが、レベルの高い入試問題では説明なしですよ。


しかし、精神年齢が低い幼い子供でも、物語の背景となる一般的な知識を先生や保護者から学び成長していくので心配はいりません。様々な素材文を通して知識を増やしていくことも国語を学ぶ楽しさです。精神年齢が高い子供より少し時間がかかるかもしれないですが、長い目でみてあげましょう。


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