共学校か男子校、女子校(別学校)か?①
私立中学校には共学と男子校、女子校の別学があります。志望校を決める上で気になる点でもあるでしょう。
最近は、共学校の人気が高く2000年頃から全国的に大学付属中学校の共学化が始まりました。関西でもその頃に同志社香里中学校や関西第一中学校が男子校から共学校に変わりました。
そして、今年の2017年度入試では大阪の難関中学校である高槻中学校で女子の募集が始まり、男子校から共学校に変わっています。
共学校が多くなってきている中、共学と男女別学のメリットを考えてみましょう。
共学のメリット‥異性と共に学ぶので異性がいる環境に慣れる。
社会に出ると同性だけでなく、異性もいる環境で働くことが普通なので、共学校で異性とともに過ごした者は、違和感なく社会に入っていけるでしょう。
男女別学のメリット‥異性がいないので勉強に集中できる。
思春期には異性の目を気にすることは勉強の邪魔になるので、異性がいない環境でのびのび勉強した方が学力は向上しやすいでしょう。また、男子校、女子校は伝統校がほとんどで、男女の特徴に合わせた指導を行っている場合もあるでしょう。
一般的に学習面で男子は必要に応じて集中的に勉強するタイプが多く、また理系分野を得意とする者が多いですね。反対に女子はまんべんなくこつこつ勉強するタイプが多く、また、文系が得意な者が多いですよね。一般論ですが。
大学進学実績を重視している進学校はそういった男女の特徴を考慮して指導しているのではないでしょうか。
このように異性に自然に接せられるように成長するには共学だが、大学進学を重視した場合は、男女別学の方が良いように思います。
次回は、もう少し踏み込んでお話をしたいと思います。
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