論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

練習受験の意味

みなさん、お久しぶりです。以前の投稿から半年以上が過ぎてしまいました。


当ブログでは中学受験や中学受験の国語に関する様々なことを伝える趣旨で記事を書いてまいりましたが、伝えたい内容はおおむね記事にしたと考えたので‥‥ネタ切れとも言いますが(汗)‥‥更新せずにおりました。


しかし、書きたいことを時々思いつき、また雑事に追われながらも可能な範囲でたまには記事を書いてみようかと思い、今回の記事に至ります。


さて、本題に入ります。
今回は「練習受験の意味」というのがテーマです。


練習受験というのは、統一日の本番の志望校受験の前に、それより早い時期に行われる県外の学校の受験を練習で受けるということです。


大手塾では、この練習受験を勧めているところが多いかと思います。中には、練習受験で不合格になった時の受験生の精神的ダメージを考えて勧めない指導者もいるみたいですが。


私は、練習受験は必ずすべきだと考えています
なぜ、そう考えるのか?それは、練習受験の意味を考えればわかることだと思いますので、順を追って練習受験の意味を書きたいと思います。


練習受験の意味は、2つあります。


1つ目は、入学試験独特の緊張感に慣れるためです


受験生は、それまでにも塾主催の公開テストや模擬試験、または学校主催のプレテストを受けているはずなのですが、やはり入試独特の緊張感というのはそれらとは少し違います。また、入試の場合はいろんな塾が応援合戦を繰り広げていることもあり、否が応でも緊張感が高まるでしょう。


だから、本番前に入試独特の雰囲気に慣れておいた方がいいのです。


2つ目は、自信を持たせるためです


受験生は入試に向けて勉強し、各種テストで志望校合格の判定を受けて対策を立てながら入試に臨むわけですが、入試本番が近づくとやはり不安になるのではないでしょうか。実際の入試は受けたことがないのですから当然だと言えます。


そこで、志望校の受験前に実際の入試を受けて合格するという体験で、自分の実力を実感させ、自信をもって本番に臨めるようにするのです。


ここで、大切なのはどんなレベルの学校を練習受験に選ぶのかということですね


志望校に比べ簡単すぎると受験生は実力を実感できないし、志望校と同レベルの学校だと不合格になる可能性があります。自信をつけるために練習受験をして自信を失う結果になってしまっては元も子もありません。


一般的には、志望校より少し下のレベルの学校を練習受験校に選びます。志望校を受験するレベルの受験生なら、まず間違いなく合格できるであろう学校を練習受験に選ぶのです。


入試本番は一発勝負ですから、受験生の精神状態がとても重要になります。したがって、練習受験で合格した自信は想像以上に大きな影響を志望校受験に与えるのです


私は練習受験の意味は1より2の方がはるかに大きいと考えます。だから、練習受験校選びは慎重にしてもらいたいと思います。


他にも、第一志望受験に学力的に不安がある場合、統一日に第一志望と第二志望の学校をダブル出願しておき、練習受験の合否でどちらを受験するかを決めるという方法もありますが、これは特殊なケースなので割愛しておきます。


お手数ですがやる気スイッチお願いします★
  ↓

大学入試改革

現在行われている「センター試験」が廃止しされ、2020年度から「大学入学希望者評価テスト」が始まります。ということで、少し調べてみました。


【背景】
情報化社会が進み、パソコンやスマホから簡単に情報を得られる現代社会では、従来の「知識の暗記、再現」を主目的とした学力の価値が低くなってきている。


そこで、「思考力、判断力、表現力」を目的とした新しい学力を評価する入試制度へ変革する必要が出てきたということ。


【変更内容】
「思考力、判断力、表現力」を中心に評価する問題に変わるので、難易度の高い問題の出題が考えられる。


また、マークシートによる選択問題ではなくなり、記述形式の問題が増えることが予想される。


さらに、「教科型」の試験から、教科をまたぐ「合教科」「総合型」試験に変更することを検討されている。


そして、 英語については 外部試験(英検、TOEIC、TOFLEなど)を導入することを検討されている。


【感想】
上記は、検討が進められている段階で、今後の成り行きを見守っていかないといけませんが、大きな変革になるのは間違いなさそうですね。また、その変革によって高校受験や中学受験にも大きな影響があるでしょう。


以前から暗記主体から創造力主体への学力養成に徐々に移ってきてはいたのですが、急に大きく変えるといろいろ問題もあるように思います


なぜなら、「思考力、判断力、表現力」といってもその基盤には、やはりある一定の知識が必要だと思うからです。


「思考力、判断力、表現力」を実現するためには、国語の読解力や語彙力、つまり筋道を立てて考えられる能力や記述力などは今まで以上に必要になってくるのかもしれません。


お手数ですがやる気スイッチお願いします★
  ↓

東大、京大合格者 高校ランキング 考察

「東大合格者 高校ランキング(関西圏)」➝「京大合格者 高校ランキング」と記事を書いてきましたが、私が以前からサンデー毎日を見て、「東大、京大合格者 高校ランキング」で思っていたことを書きたいと思います。


以前から、東大合格者の高校ランキングでは私立の最難関校が独占しており、一方で京大合格者の高校ランキングの方は私立だけでなく、公立のトップ校が数校名を連ねていました。


この現象を見ると、東大に行くには私立の最難関校じゃないと厳しいが、京大なら公立でもいけるんだなぁと感じてしまいます


実際、進学塾で進路指導をしていた時に、私立の最難関校じゃなきゃ進学する意味がないと言い、それよりレベルの低い私立の学校に行くくらいなら公立のトップ校を目指して再度、高校受験した方がましだと考える保護者もいました。


しかし、ちょっと考えてみてください。
そんな安易に考えていいんですか?


生徒数のことを考えてみてください。私が調べたところ公立中学の生徒数と私立中学の生徒数の割合は、だいたい10対1です。(私立中学生が全体に占める割合…7%/全国、東京は一番高く23.97%、関西では約10% 出典 文部科学省の「学校基本調査」2015年度版)


生徒数では、私立の中高一貫校にくらべると公立中学の方がはるかに多く、ここから公立のトップ校(大阪では北野や天王寺高校)に進学した生徒たちから京大に進学する者がいるわけですが、大変な競争率だということがおわかりでしょうか。


中学受験をしていないが、地頭の賢い生徒たちは大勢います。その大勢の賢い生徒たちの中で特に優れた生徒が良い実績を上げているわけなんですが、もしこの生徒が中高一貫校での有利な受験環境で勉強していたなら、おそらくもっと良い実績を上げていると思います。


もちろん、この現実を認識したうえで公立から難関大学を目指されている意識の高いご家庭もいらっしゃいますし、それは立派なことだと思いますし頑張って欲しいと思います


しかし、保護者の世間体やプライドのためにせっかく行ける中高一貫校を捨てて、安易に高校受験でリベンジなんて考えるのはあまりにももったいないように思います


リベンジで高校受験で公立トップ校を目指すのも良いですが、ちゃんとした覚悟を持ってことに当たらないといけないのではと思います。


お手数ですがやる気スイッチお願いします★
  ↓