国語という教科の価値③
「国語という教科の価値①」では中学生にとって国語は重要度が低いと意識される科目だという話をしました。ところが、「国語という教科の価値②」では国語は他の教科に影響を与えている重要な科目なんだという話でした。
他の教科に影響を与える国語ですが、学力を養成する点から考えると全ての教科の土台になっているとも言えます。そして、それは中学受験だけでなく高校受験においても同じです。
だから、国語の「読解力」「記述力」「語彙力」をしっかり学んで育成することが、中学生以降の学力養成にも大切なのです。
しかし、「国語という教科の価値①」で言いましたが、中学生は5教科の勉強で忙しくなり、なかなか国語(現代文)をしっかり学ぶ時間を作れないでしょう。
なので、小学生の時に国語をしっかり学んでおくことが理想だと考えられます。
中学生以降に学ぶ国語の現代文(論説文、小説、随筆)は小学生が学ぶ国語(説明文、物語文、随筆)に比べて、文章の抽象度が一般的に高くなります。難しい語彙が出てきたり話の背景となる一般教養がないと理解しにくかったりするかもしれませんが、「読み方」自体は小学生が学ぶものと変わりません。
ですから、小学生の時に「読解力」「記述力」をしっかり学んでおくと、一般教養は自ずと成長に伴い身に付きますので、後は「語彙力」をレベルアップすれば良いだけなのです。
このように考えると、小学生の時に国語をしっかり学ぶ大切さがわかっていただけるかと思います。
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