大手進学塾の弱点①
中学受験を受けるほとんどのご家庭は大手進学塾に通われることだと思います。塾に通わず保護者が子供に教えたり、家庭教師を雇ったりして受験するご家庭もありますが少ないでしょう。
大手進学塾に通うことは様々なメリットがあります。
まず、説明会や懇談等を通じて志望校の学校情報を教えてくれます。また、塾によっては入試問題の傾向を分析して教えているところもあります。
さらに、授業を一緒に学び、競い合う仲間がいるというのも大きなメリットでしょう。
では、メリットばかりでデメリットはないのでしょうか?
当然デメリットもあります。それを今からお話していきたいと思います。
大手進学塾の指導は集団授業です。すべての生徒にカリキュラムに従い一定のペースで画一的な授業を行っています。生徒は習ったこと身につけようとし塾のペースについていこうと学習します。
そのうちに、身についた分野と身につかない分野に次第に分かれていくものです。つまり、得意な分野と、不得意な分野が生まれるわけですね。
ところが、集団授業では画一的な指導を行うために個別対応はしにくい(できない)のです。
たとえば、生徒それぞれに違う分野や違うレベルの授業をすることはできないし、宿題も生徒に合わせて苦手な分野やレベルの異なる宿題を出すことはできません。人数が多いので画一的にしないと実施や管理ができないからです。
しかし、現実は苦手な分野を重点的に学習してこそ力はつくのです。
そこで、家庭学習で苦手な分野を復習したり、個別指導(多くの大手塾では個別指導を併設しています)でフォローしたりして、学習効果を高めようとします。
ですが、それでも力をつけにくい分野があります。それはなんでしょうか?
長くなりましたので、次回に続きます。
お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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