論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

中学受験での保護者のかかわり方①

今回は子供が中学受験の勉強を始めた時の保護者の理想的なかかわり方について書きたいと思います。たとえば、子供を大手の進学塾に通わせていればそれで安心という訳ではありませんよね。中学受験は小学生が受験に向けて学習していくので高校受験や大学受験と異なり、本人任せという訳にはいかないのです


よく中学受験は「親子の受験」だと言われますが、保護者の協力が必要だという点ではその通りだと思います。


ここで少したとえ話をしてみましょう。「中学受験で入試を受けること」「海で泳ぐこと」だとします。


泳いだことのない者にいきなり海で泳げと言っても無理ですよね。始めは足の着く水深の浅いプールで歩かせて水に慣れさせるような簡単なことから始めますよね。そのうち、プールのへりをつかませてバタ足をさせて徐々に泳ぐフォームを教えます。ビート板をつかませて指導者の監視下のもと少し泳がせ、それができるようになると指導者が手をたたく方に泳がせます。


このように、初めは指導者の監視下のもと手取り足取り教え、簡単なことから、徐々に難易度を上げた内容に移ります。そのうち指導者はだんだん本人から離れていき、フォームのチェックや泳げる距離の確認に移っていきます。そして、最終的には本人が自分1人の力で海で泳ぐのです。


この水泳の指導者が学習を指導する先生であり、また一部は保護者でもあると考えます。直接学習を指導するのは先生ですが、本人に身についているのか確認したり、または効果を上げるために管理したりするのは保護者の役割だと考えます。


大切なのは、はじめの頃は本人にべったりつくのですが、徐々に離れていき本人に任せるところを増やしていくということです


なぜそうするのかというと、最後は自分一人の力で勝負しないといけないからですね。


今回は、たとえで抽象的な話になりましたが、次回は具体的にお話したいと思います。


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