論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

雑談(昨今の教育現場③)

昔と今の塾事情の続きです。
体罰も含めたスパルタ指導をしていた昔に対して、今では体罰どころかきつい口調で叱ることもいけないという風潮になっています


今も昔も落ち着きのない子供や、先生の言うことになかなか従わない子供はいます。一対一の個別指導なら相手に合わせることも可能でしょうが、集団授業になると個々の生徒に好き勝手させるわけにもいきません。


注意しても私語をやめない生徒に対して優しい口調で叱っても、はたして効果はあるのでしょうか?当然ないでしょう。


やはり、きつく𠮟るなり、席を目立たない後ろの席に移動させるなりすべきです。本人も悪いことをしている自覚はあるので、その場はふくれたり納得しなかったりするかもしれませんが、時間がたつとケロッとしたものです。


いけないことをしている生徒には大人として決然と対処すべきです。いけないことはいけないことだと分からせねばなりません。それが本人のためでもあり先生の務めだと考えます


ところが、保護者のクレームを恐れ、生徒がいけないことをしてもろくに注意もせず放任する指導者がいます。背景には、塾が子供を育てるというよりは教育産業ビジネスに重点を置き、お客様(保護者)に苦情を言われるのを極端に恐れていることがあると思います。


これではいけません。仮にクレームがあったとしても現場の事情や教育に対する考え方を述べて理解していただけるようにすればいいのであり、それでも保護者が理解できないと言うのであれば考え方が合わないことなので、縁がなかったとしてもやむを得ないことだと考えます。


指導のプロとしての考えを保護者に伝え、理解していただくようにするのも塾の大切な仕事です。だから、必要以上に保護者に迎合するべきではないと考えます


昔はスパルタ指導が流行っていた塾業界も、今では保護者に迎合しがちな指導になってきてます。いずれにしても、極端なのはいけませんよねぇ。


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