文法研究⑤
前回の続きで助詞、助動詞でよく出る、用法が複数ある言葉の識別です。
今回は、助動詞で一番よく出題される「れる、られる」の識別です。
用法は次の4つです。
①受け身‥何かされる 例)犬に足をかまれる。
②尊敬 ‥敬語 例)先生が話される。
③可能 ‥~できる 例)あの山を登れる。
④自発(じはつ) ‥自然発生の略語(心情のこと)
例)ふるさとが思い出される。
この4種類の覚え方は初めの音を取って「う(受け身)そ(尊敬)か(可能)じ(自発)」➡「うそかじ(うその火事)」と覚えると良いですよ。
ここで、問題をしてみましょう。
(問)次のア~エの「れる、られる」は上の①~④のどの用法ですか。
ア 飛行機に乗るとハワイまで6時間で行かれる。
イ 休日に学校に行くといつもよりさびしく感じられる。
ウ 台風が近づいて風が激しく洗濯物が飛ばされる。
エ 風邪が流行っており担任の先生まで休まれることになった。
(答)アは③の可能、イは④の自発、ウは①の受け身、エは②の尊敬ですね。
どうでしたか?合っていましたか?
本当は「ない」もしようと思ってましたが、次回にいたします。
お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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