論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

文法研究④

文法①~③で品詞の識別について記事にしてきましたが、今回は助詞、助動詞でよく出る、用法が複数ある言葉の識別について書きたいと思います。


助詞の数は細かく分けると50近くあります、しかし、用法の違いの識別はなんとなくできるものが多いので、一番よく出題される「の」をしっかり学習しておけばいいのではないかと思います。


一方助動詞は数が13と少ないのですが、識別しにくいものもあるのでできれば全て、あるいは半分ぐらいを目安に学習してもらえたらと思います。当ブログでは助動詞で最頻出の「れる、られる」「ない」をあつかいたいと思います。この2つは必ず覚えておいた方がいいです。それぐらいよく出題されますからね。


今回は助詞「の」について書きます。まず主な「用法」を見てみましょう。


①主語を表す           例)ぼくの 書いた 作文
                     ➡に置き換えOK
下の名詞を修飾する(連体修飾語)例)山 木 ‥前の名詞が後の名詞を修飾する


体言の代用           例)それは ぼく
                         ➡ことものに置き換えOK
④並列              例)行く 行かない


では問題をしてみましょう


(問)次のは上の①~④のどの用法ですか。


ぼくの(ア)言いたいの(イ)は、ペンの(ウ)色がおかしいということだ。


(答)は「が」に置き換えられるので主語では「こと」に置き換えられるので体言の代用では前のペンと後の色をつなぐ働きをしているので連体修飾語でになります。
どうでしたか?上記の①~③は特によく識別に出されます。


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