論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

記述力養成⑥

記述力養成②~⑤までは、よく出るパターン
「相違点」「行動・様子の理由」「心情の変化」「具体化」を勉強してきました。
今回は、長い記述問題に取り組む上での基本的な心構えを書きたいと思います。


それは何かというと、解答に求められる字数や解答欄の大きさによって(字数指定をしない学校の場合)解答のポイントがいくつ必要なのかを予想してから解答するということです。


字数指定の場合、20~30字で解答のポイントが1つあると考えてください。


例えば、「40字で答えなさい」ならポイントは2つ、「60字で答えなさい」ならポイントは2~3つ、「100字で答えなさい」ならポイントは4つぐらいですね。


長い記述の場合、答えを書き出す前に解答のポイントの数を予想し、余白にどんなポイントを書くのかというメモを簡単に書き、それから書き出すのです


字数が多い記述を考えながら書いているとなかなか思い通りの解答が書けずに時間ばかりかかりがちになってしまいます。だから、解答する字数が長くなればなるほどこの作業が大切になります。


後は、書き上げた自分の解答を必ず見直すことです。この時自分が犯しがちな表記上のミス(誤字、文末の不統一、句読点の付け忘れ、同じ接続をする等)に注目して見直すとさらに効果的でしょう。


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