論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

先生と生徒の距離①

集団授業や家庭教師の先生を見ていると、生徒との距離が近くフレンドリーな関係を作っているタイプと、生徒との距離が遠くあくまで指導者と生徒の関係を保つタイプや、その中間で近くもなく遠くもないタイプなどさまざまな距離感があるように思います。


これは、指導者それぞれの考え方や自分に合ったやり方、年齢などで、自然に生徒との距離感が生まれるものだと思われます。


そこで、今回は先生と生徒の距離感から考えられるプラス作用とマイナス作用を考えていきたいと思います


では、まず生徒との距離が近い、若い指導者に多いタイプから考えていきましょう。


プラス作用は、生徒と親しくなることで、先生が教える教科を好きになってくれる可能性が高くなることです。教科を好きになると勉強に対するやる気もある程度出ますので、成績向上につながるかもしれません。


一方マイナス作用は、生徒と親しくなる結果なあなあの関係になってしまい、馴れ合って緊張感がなくなります。そうすると、生徒のモチベーションが高い時はいいのですが、しんどくなってくると生徒が指導者に甘えて怠けがちになるおそれがあるでしょう。


一見矛盾してそうですが、矛盾していません。


つまり、距離感が近い生徒は、教科を好きになってやる気が出て学習に取り組み、一時的に成績が向上するも、何らかの理由で学習がしんどくなると怠けがちななり、成績が下降する恐れがあるということです


だから、生徒との距離感が近いタイプの先生は、生徒と親しくなってもなあなあにならず、いかにけじめをつけて指導するかが大切だと思われます


生徒との距離が遠いタイプの指導者については次回書きたいと思います。


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