前回は塾での指導がスパルタから保護者迎合型へと極端に移り変わっていることを書きました。もちろんこの変化は公教育の現場である学校でも同様に変化しています。
かつての学校でも宿題忘れや授業に集中しない等の理由でビンタをされたり出席簿の角で頭をこづいたりされました。
ビンタで思い出すのは、女性の先生のビンタが意外と痛かったということです。男性より力は弱いのですが、少し爪が長かったりしますし、しかも頬っぺたの中央から少しずれた鼻などに指が当たったりするので、かなり痛かったのです。
ビンタをする女性教諭はビンタをした後によくこう言ったものです。
「あなたたちも痛いかもしれないけど、先生の手の方が痛いのよ」‥‥当時の私はそんなはずはないだろうと心の中でつっこんでいました(笑)
また、出席簿の角の固いところで上手く頭をこづくやり方は穏やかな先生に多かったのですが、場外乱闘での悪役レスラーのイス攻撃みたいで、傍で見ていると面白かった記憶があります。
当時の先生は、こういった体罰で生徒に宿題をさせたり、しつけたりしていた訳ですね。大人になった私にとって今では良い思い出で、上手にすればこれはこれでいいのではとも思うのですが、やはり行き過ぎると危険なのであまり良くはないと思います。
しかしだからと言って、廊下に立たせたり、激しい口調でしかりつけるのも体罰だという今の風潮には違和感があります。
子供は今も昔もいたずら心でちょっと悪いことをすることはあるでしょう。その時大人にしかってもらい成長していくものだと思います。子供を大人扱いしておだやかに注意するだけではいけません。子供のためを思うなら、もっと真剣にしかってあげるべきだと思います。
公教育の現場では、昔に比べて子供たちをしつけにくく、塾よりももっと指導しづらい状況になっているのではないでしょうか。
お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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