論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

文法研究⑥

またまた前回の続きで助詞、助動詞でよく出る、用法が複数ある言葉の識別です。
今回は、「れる、られる」と同じように助動詞でよく出題される「ない」の識別です。


しかし用法は1つしかありません。


否定打ち消しの意味   例)今日は、塾には行かない


では、何と見分けるのかというと、形容詞の「ない」と見分けるのです。


形容詞           例)机の上には、本がない


違いがわかりますか?意味の上で違うようにも思いますが、もっと簡単な見分け方があります。


助動詞の「否定」には「ない」の他に「ぬ」があるので、それを使って見分けます。
つまり、「ない」を「ぬ」に置き換えることができれば、助動詞になり、置き換えることができなければ形容詞になります


少し問題をしてみましょう。


(問)次のの「ない」は助動詞ですか、それとも形容詞ですか。


 歩きすぎてもう歩けない
 ない知恵をしぼって考える。
 身長はあまり高くない
 どうくつの奥に宝物はない


(答)助動詞はだけです。他は全て形容詞です。は意味の上では「否定」ですが、「ぬ」には置き換えられませんので助動詞ではなく形容詞になります。


合っていたでしょうか?
助詞「の」、助動詞「れる、られる」「ない」と識別問題によく出る言葉を見てきました。もう少ししっかり学びたい方は、助動詞「そうだ」「う、よう」「まい」「た」「ようだ」「らしい」あたりをされると良いでしょう。


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文法研究⑤

前回の続きで助詞、助動詞でよく出る、用法が複数ある言葉の識別です。
今回は、助動詞で一番よく出題される「れる、られる」の識別です。


用法は次の4つです。


受け身何かされる 例)犬に足をかまれる
  
尊敬 ‥敬語    例)先生が話される


可能 ‥~できる  例)あの山を登れる


自発(じはつ) ‥生の略語(心情のこと)
           例)ふるさとが思い出される


この4種類の覚え方は初めの音を取って「う(受け身)そ(尊敬)か(可能)じ(自発)」➡「うそかじ(うその火事)」と覚えると良いですよ。


ここで、問題をしてみましょう。


(問)次のア~エの「れる、られる」は上の①~④のどの用法ですか。


ア 飛行機に乗るとハワイまで6時間で行かれる
イ 休日に学校に行くといつもよりさびしく感じられる
ウ 台風が近づいて風が激しく洗濯物が飛ばされる
エ 風邪が流行っており担任の先生まで休まれることになった。


(答)の可能、の自発、の受け身、の尊敬ですね。


どうでしたか?合っていましたか?
本当は「ない」もしようと思ってましたが、次回にいたします。


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文法研究④

文法①~③で品詞の識別について記事にしてきましたが、今回は助詞、助動詞でよく出る、用法が複数ある言葉の識別について書きたいと思います。


助詞の数は細かく分けると50近くあります、しかし、用法の違いの識別はなんとなくできるものが多いので、一番よく出題される「の」をしっかり学習しておけばいいのではないかと思います。


一方助動詞は数が13と少ないのですが、識別しにくいものもあるのでできれば全て、あるいは半分ぐらいを目安に学習してもらえたらと思います。当ブログでは助動詞で最頻出の「れる、られる」「ない」をあつかいたいと思います。この2つは必ず覚えておいた方がいいです。それぐらいよく出題されますからね。


今回は助詞「の」について書きます。まず主な「用法」を見てみましょう。


①主語を表す           例)ぼくの 書いた 作文
                     ➡に置き換えOK
下の名詞を修飾する(連体修飾語)例)山 木 ‥前の名詞が後の名詞を修飾する


体言の代用           例)それは ぼく
                         ➡ことものに置き換えOK
④並列              例)行く 行かない


では問題をしてみましょう


(問)次のは上の①~④のどの用法ですか。


ぼくの(ア)言いたいの(イ)は、ペンの(ウ)色がおかしいということだ。


(答)は「が」に置き換えられるので主語では「こと」に置き換えられるので体言の代用では前のペンと後の色をつなぐ働きをしているので連体修飾語でになります。
どうでしたか?上記の①~③は特によく識別に出されます。


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