論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

雑談(懐かしの生徒たち④)

やんちゃな生徒が続いているので今回はタイプの違うおとなしい6年生女子生徒のTさんについて書きたいと思います。


彼女は塾ではおとなしく授業中も指名しなければ発言もしない何事も受け身と言った感じの生徒でした。保護者によると家ではのんびりして受験生といった感じがしないとのことでした。ただ、彼女の第1志望の学校が成績から考えて少し厳しかったので、保護者には夏休み明けのテストで、あるラインに向けて勉強し、もし達しなければ第2志望の学校の受験を考えるように話をしていました。


Tさんは夏休み明けのテストでわたしが示したラインには遠く及びませんでした。そこで、保護者には第2志望の学校を勧めたのですが、本人がどうしても第1志望の学校を受けたいと泣きながら保護者に訴えるらしく、保護者は第1志望の学校を受けさせてあげるわけにはいかないかとわたしに相談してきました


わたしは彼女の担任として冷静に客観的に判断しなければいけない立場でした。保護者の世間体や生徒の感情で無理な志望校を望むことはよくあることです。しかし、高望みした志望校に落とされ公立に進学し、再度高校受験をするのだけはどうしても避けたかったのです。保護者が塾に通わせたことや生徒の労力が無駄になり、そしてなにより中高一貫教育のメリットを受けられないからです。


ただこの時は保護者や生徒の様子から、世間体やわがままで言っているのではないようだったので冬のテストの結果を見て考えることにしました。


それからの彼女の様子を見ていたのですが一変しました。授業での目つき、休み時間や自習室での自主的な勉強など、とにかく目の色を変えて取り組むようになりました。受け身ではなく能動的に勉強するようになったのです


そして、冬のテストでは第1志望校の合格圏内には至りませんでしたが、かなり成績が上昇しており、彼女の普段の姿勢も見ているので、すべり止めの学校を受験することを条件に第1志望校の受験を保護者と確認しました。


担任のわたしからゴーサインが出たこと知った本人はとても喜んでいたそうで、その後も能動的な学習姿勢を崩さず見事第1志望の学校に合格して進学していきました


彼女のことを思い出すと、学力をつける一番の要因は、やはり本人のやる気なんだなと感じます。本気になった受験生の目の色は違うのです。受け身の勉強と能動的な勉強では成果に大きな違いがあることを教えてくれたできごとでした


お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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