良い先生とは?⑦
今回で「良い先生とは?」の話も終わりです。保護者側から見た良い先生の判断基準である人気と実力について考えてきました。
では、人気と実力ではどちらが大切なんでしょうか?
もちろんどちらも大切な基準ですし、片方だけあれば良いというものでもないと思うのですが、あえてどちらが大切かと聞かれれば、わたしはやはり実力と答えるでしょう。
いくら生徒に慕われ人気があったとしても生徒の学力をたいしてつけることができなければ塾に通う目的(学力をつけて合格する)が果たせないからです。
ですから、指導者は実力をつけることを第一目標として日々励み、一方で生徒の要求を理解し学力養成や人間形成に差しさわりがないなら応えるように意識していけば良いのではないでしょうか。
ふつうは、実力がある指導者は自然と人気があるはずです。しかし、必ずしもそうだと言えない場合もあります。反対に、人気があるのに実力がない指導者は結構いると思います。
管理者は指導者の人気と実力を向上させるように意識させるだけでなく、人気に秀でた指導者や実力に秀でた指導者を適材適所で配置すべきだと思います。
人気に秀でた指導者は低学年や高学年の下位クラスが望ましいでしょう。
実力に秀でた指導者は高学年や上位クラスが望ましいでしょう。
もちろん指導者本人が努力しており管理者が指導者を育てたいと考えているならば、この限りではありませんが、指導者の配置を見ていて疑問に感じることが結構あります。
管理者はアンケートを見ることはもちろんですが、クラスの成績推移もしっかり見ることをお勧めします。
お手数ですがやる気スイッチお願いします★
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