論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

読解力養成(説明文)⑤

今回は、「接続語」のお話をしたいと思います。


最近の中学入試では、以前に比べて「文法」があまり出題されなくなっているように感じます。その影響で、進学塾でも「文法」を扱う機会が減ってきているように思います。しかし、これは危ういなぁと思うのです。


なぜなら、「接続詞(接続語)」は学習するべきだと考えるからです。それは文法問題を解くためにではなく、文章読解に役立てるためなのですが。説明文は接続語の種類と働きを理解していると有利に読解できるのです。


例えば、形式段落のはじめに接続語がある場合はとても読みやすくなります。逆説(しかし等)で始まっていると、前の段落とは反対の内容になっていることが読まないでも分かります。同じように、順接(だから等‥‥前の段落が原因でその結果起こる内容になる)、並列・添加(また・しかも等‥‥前の段落と並ぶ、または付け加わった内容になる)、理由(なぜなら等‥‥前の段落の理由になる)、転換(さて等‥‥前の段落と話題が変わる)など読解の役に立ちますよね。


さらに役立つ点がもう1つあります。それは説明文の構成に関係しています。説明文では、筆者はわざと反対のことを述べてから、その後で本当に述べたいことを述べるという構成になる場合が多いのです。だから、逆説の接続語の後に述べていることが大切だと意識して読めます。


また、説明文では長々と具体的なことを書き、その後で簡単にまとめるという構成も多く見られます。だから、言い換えの接続語(つまり等)の後に述べていることはまとめであり、繰り返すということは大切な内容だとも言えるので、そのように意識して読めるのです。


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