論理の国語

中学受験のことや、国語に関する様々なことを書いていこうと思います。中学受験を目指すご家庭や指導関係者の参考にになれば幸いです。

志望校の選び方④

今回は、3つ目の項目の「学校の指導はスパルタか生徒の自主性を重んじるタイプか」についてお話したいと思います。


これは中高一貫校の場合です。生徒への学習指導が勉強を強制する、いわゆるスパルタ式の指導をしている学校なのか、あるいは勉強を強制するのではなく生徒の自主性に任せる指導をしている学校なのかということです。


スパルタ式の指導では、宿題が多かったり、授業時間が長かったり、成績の悪い者に対して放課後や季節休み(春、夏、冬)に補習を行ったりするなど、勉強一色の学校生活になりがちです。勉強を嫌でもするように管理するわけですね


このような学校は、子供さんに何が何でも勉強に頑張って良い大学に進学させたいと願う保護者や勉強面のスパルタを面倒見の良さだととらえる保護者には支持されます。


一方で、生徒の自主性に任せる指導は生徒にとっては自由なイメージがあります。しかし、中高一貫校の場合、学校にもよりますが授業の進度は速く進むので、授業についていくためにはやはりかなり勉強しないといけないように思います。ただ、どのように勉強していくのかは生徒の自由です


授業の進度で勉強していく方法は人それぞれだと思いますが、一般的には、塾や予備校に通う者が多いと聞いています。


ですから、スパルタによる管理型指導や生徒の自主性を尊重する放任型指導、どちらがいいかは価値観によって決まることだと思いますが、ここで大切なのは向き不向きがあるということです


勉強一色の生活に耐えられない者やマイペースで勉強していきたい者にはスパルタ式は向いていないでしょうし、逆に計画性や自主性に乏しい、あるいは厳しさがないと怠けがちになる者には生徒の自主性を重んじるタイプは向いていないのではないかと思います。


どちらのタイプの学校を選ぶかは保護者の価値観で決まるところもあるのですが、一番大切なのは学校に通う子供の性質だと思いますので、受験勉強を通じて子供の様子をしっかりご覧になって頂き、子供の性質を把握して学校を選ぶのが良いように思います


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